① 基礎的能力
知的作業に取り組むときの「集中力」や「持続力」であり、その作業に、どれほど没頭できるか、どれほど継続できるかの能力です。いわゆる「知的スタミナ」と呼ばれる能力で過酷な受験勉強を乗り切って来た著名大学出の方々は当然持ち合わせています。
② 学歴的能力
偏差値が高いという意味での「素頭の良さ」で、端的に言えば、「論理思考力」「知識修得力」「記憶力」などの能力です。世の中が複雑になればなるほど、論理的で冷静且つスピーディーに物事を判断でき、高い事務能力を持つ社員は誰もが部下に欲しいと思います。
③ 職業的能力 ここからご説明する③~⑤の能力は著名大学出身かどうかに関係ありません。先ず、職業的能力は「仕事ができる」と評されるようになる為に必ず求められる能力です。よく言う「鼻が利く」とか「商売センスがある」と評されるものです。交渉力、営業力、想像力、胆力、根回し力、企画力、ユーモアのセンスといったもので学校の勉強では身に付かないと思います。